2015年01月20日
お伊勢初詣で(その弐)

外宮では衣食住などの産業をつかさどる豊受大御神(とようけのおおみかみ)が祀られている豊受大神宮が正宮で、別宮として多賀宮、土宮、風宮があります。一通りの参拝をすませて内宮に向かうことにします。外宮前から定期バスに乗り10分程で有名な宇治橋前に到着します。
宇治橋の前にある鳥居は「一の鳥居」ではありません。これは“神明鳥居”で神域と人間が住む俗界を区別するものです。ここが神域への入口ということになる訳です。五十鈴川を渡ってしばらく進むと手水舎(ちょうずしゃ)があり、その先に「一の鳥居」があります。正しくは此処からが境内ということになります。
参道を進み、つきあたりの階段を登ると内宮御正殿があります。内宮は皇大神宮(こうたいじんぐう)が正式名称で、天照坐皇大御神(あまてらしますすめおおみかみ)が祀られています。流石にこれを知らない人はいないでしょう。なお、階段からは撮影禁止です。特別参拝は階段を上って鳥居をくぐり左手にある南宿衛屋と呼ばれる社で手続きをして行います。外宮と同様にお清めをしてから神官とともに御垣内(みかうち)へ。何度参拝しても緊張します。 (つづく)