2015年01月21日
お伊勢初詣で(その参)
内宮の参拝をすませて再び宇治橋に戻ります。
有名なおはらい町通りは人で埋め尽くされているので、一本西の道路(なんと国道23号線で起点が内宮!)を猿田彦神社に向かっててくてく歩くことにします。参拝後に雲行きが怪しくなって突風が吹いたと思ったら、パラパラとみぞれ混じりの雨が降り出しました。気温もぐっと下がって寒いこと。
約15分で猿田彦神社に到着です。猿田彦神は天照大神の孫である邇邇芸命(ニニギ)の天孫降臨の先導をしたということから、導きの神として交通安全・方位除けの神社として信仰されています。雨がひどくなってきたので少し雨宿りをさせていただきました。

次なる目的地は月読宮(月讀宮:つきよみのみや)です。こんもりとした森のなかにある神秘的な神社です。こちらは内宮別宮で外宮別宮の「月夜見宮」と同じ神とされています。しかし、こちらには社が四つ並んでおり、東から月讀荒御魂宮(つきよみのあらみたまのみや)、月讀宮(つきよみのみや)、伊佐奈岐宮(いざなぎのみや)、伊佐奈弥宮(いざなみのみや)となっております。なお、これらの参拝には順序があります。昨年の10月に遷宮となっており、まだ真新しい社です。
今回の伊勢初詣ではこれにて終了。時間は午後2時なので帰路につくことにします。近鉄・五十鈴川駅から鳥羽駅へ。鳥羽駅からフェリー乗り場に向かう途中で遅めの昼食を食べて、これまた恒例の赤福に立ち寄ります。内宮のおはらい町通りにある赤福本店はいつも激混みなので、鳥羽にあるお店で「赤福せんざい」をいただいて帰るのです。

帰りのフェリーは・・・・・揺れました。昨年の北海道からのフェリーが台風に遭遇して参りましたが今回はそれ以上かも。船が小さいのでドーンと波に当たる音とギュイーンっとスクリュウが空廻りする音でひやひやでした。乗っている時間が長ければアウト(酔ってた)でしたねぇ。