2014年10月20日
太陽光発電の受付中断

再生可能エネルギーの買取り制度で電力会社5社が新規申込みの受付を中断しています。この電力5社というのは北海道電力、東北電力、四国電力、九州電力、沖縄電力で、中部電力・東京電力・関西電力は含まれておりませんが、経済産業省は家庭用を除く太陽光発電の新規申請を抑える方向で検討に入ったようです。これは天候によって発電量が変わる太陽光発電が急に増えすぎると送電が不安定になり、停電などを起こしかねないというのが理由のようです。
確かに高い金額での電力買取りは爆発的に発電施設が増えました。10年以内で投資金額が回収できて、さらにもう10年間買取り金額を国が保証してくれるとなれば、投資しない方が損です。初年度の制度上の不備もあり、いまだに発電しないで1kwあたり42円の買取り認可だけの計画施設も多数あるようです。しかし、こうなることは予測できていた筈なのです・・・・・原子力発電を全廃する計画のドイツではこの問題に送電網を大規模に改修して対応しました。
10kw以上の太陽光発電は今年度が最後のチャンスになります! なんて売り文句に乗っても既に稼働している発電施設までも買取り価格の減額なんてことになると、大騒動が起こることになりますねぇ。 しばらくは動向を注視する必要がありそうです。
Posted by 日本ホームプロダクト(株) at 17:46│Comments(0)
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