2014年10月16日

地質調査

地質調査
新しい宅地造成計画の第一歩が地質調査です。一般的にはボーリング調査と呼ばれていますが、正式には標準貫入試験といいます。この調査(試験)は井戸を掘るのと同じ要領で中空の管を地中に打ち込んで、地層ごとの強度(地盤支持力:N値)を測定しながら土質サンプルと採取して、水の浸透係数や液状化指数などを試験したりするものです。住宅建設の際に行われるSS試験(スウェーデン式サウンディング試験)が「シャリシャリ」、「ジャリジャリ」、「ガリガリ」といった音や感触によって地質を推測して分類する方法とは異なり、実際のサンプルから地質を判定します。ですから、高層建築物や擁壁構造物などの重量物を設計する場合ではSS試験は採用しません。
さて、今回は11区画の宅地造成を行うための調査です。都市計画法の開発行為許可では、このボーリング調査による地質状態の報告を求められるのです。年内の許可で来年から造成工事に着手するスケジュールです。同時に9区画の宅地造成計画も進行中です。


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Posted by 日本ホームプロダクト(株) at 15:43│Comments(0)お仕事富塚弁天平
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