2015年08月31日
測量(その2)

測量をお願いする先は・・・◎◎測量事務所という屋号が多いですね。
よく耳にする高名な会社は総合設計・コンサルティングが主な業務なので、依頼しても測量業務は下請けの測量業者が行うことになったります。ネット等で調べて一見様で相談に行く場合、弁護士といっしょで相談料の規定がありますので御注意下さい。まずは知り合いの不動産業者や建設会社に相談してみるのが近道かと思います。不動産業者や建設業者は頻繁に測量業務を依頼していますし、いずれ仕事になると思えば良い測量会社を紹介をしてくれるかもしれません。
ここで注意しておくことは、測量会社(土地家屋調査士)にはテリトリーがあって得意な地区があるということです。例えば富塚では◎◎事務所とか、三方原では◎◎設計事務所とか。もちろん、どの業者でも浜松市内全域の測量はできますが長老格の測量会社の実績があるエリアでは若い測量士は嫌がるケースもあったりします。これらを知るには調査を依頼する土地が過去に分筆登記が為されている場合、予め法務局にある測量図で土地家屋調査士を確認してみると良いでしょう。もっとも、長老格の土地家屋調査士がイコール良い業者とは限りません。最近ではこちらも世代交代が進んでおりますので30代の元気がよい人の方がイイかもしれません。よく話を聞いてくれ丁寧な説明をしてくれる人物であれば依頼しても間違いは無いでしょう。
さて、実際に測量に掛る費用はどれくらいなのか? 例えば一方向が道路に接する宅地(正型60坪程度)で官民(市道との境界)、民民(隣地所有者との筆界)確定では約30万円~40万円が相場だと思います。土地が大きくなり相隣者が多くなると費用が高くなってゆきます。測量費用の算出には決められた計算方法がありますが、業者によって金額に差が生じますので数社(3社程度)に見積りを依頼することをお勧めします。大きな土地では私たちでもビックリするくらい違いが出る場合もあります。ちなみに見積りだけでは費用の請求はありません。
Posted by 日本ホームプロダクト(株) at 15:13│Comments(0)
│お仕事