2014年06月03日
ごみ集積場

一団の宅地造成を行う際に、必ず必要なものがゴミ集積所です。
ひと昔まえは空き地の片隅などにゴミ置き場を設けておりましたが、最近はどんどん空き地が無くなってきて増え続けるゴミを何処に集めるかが地元自治会でも頭を痛める問題になっています。誰もがゴミ置き場が家の近くにあるのは嫌ですし、かといって自分自身もゴミをどこかに出さなければならない・・・ ゴミ置き場を設けるときの会合では結論が出ないという話もよく聞きます。自分の家の前は嫌だけと他人の家の前に置くことは気にならない。それなら、いっそ毎年持ち回りにして一年ごとに場所を変えてみては? 今年はAさんの家の前、来年はBさんの家の前という風に。いずれそんな時代が来そうです。
ゴミ置き場が嫌われる理由は・・・臭い・汚いからでしょうか。鳥獣が生ゴミを漁って散らかすことも原因かもしれません。ネットを被せてそれを防ぐようにしていますが、それとて完全ではありません。そこで最近多くなってきたのがアルミ製のゴミBOXです。マンション等のゴミ集積場によく使用されておりましたが、近年では宅地造成の際に団地用として設置するようになりました。もちろん、設置してもマンションの場合とは違い、管理は利用者でしていただかなくてはなりません。ですから事前に自治会・清掃事業所と相談を行い、設置するか否かを決定します。
画像のゴミBOXで通常であれば約12世帯のゴミ袋を収納できる大きさです。鍵付きですので持ち回りの自治会担当者が朝鍵を開けるようにしてるようです。ゴミ置き場の設置は自治会長が清掃事業所に申請を行なわなければ回収してくれません。開発行為許可による宅地造成の場合、ゴミ集積場の用地および施設は浜松市もしくは自治会に寄付することになっています。これは恒久的なゴミ行き場を意味するものです。
Posted by 日本ホームプロダクト(株) at 10:05│Comments(0)
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