2014年06月30日
城北一丁目造成工事(その5)

城北一丁目造成工事は階段部分の擁壁工事が完了して、いよいよ土留め壁の工事に取り掛かりました。
土留め壁にはL型擁壁や逆T型擁壁が一般的ですが、他に自立式の重力式擁壁や今回のような間地ブロック積擁壁などがあります。L型擁壁や逆T型擁壁は自重が重く、地盤の鉛直支持力(N値30以上)が高くないと設置することはできません。このタイプの擁壁は土圧による転倒力モーメントを擁壁の底盤で受けて安定させる構造に対して間地ブロック積擁壁は「練積み擁壁」とも呼ばれています。もちろん、間地ブロックを積むだけではなく、コンクリートを打設して固定させます。角度的にはL型擁壁が直壁で間知ブロック積擁壁は斜壁になります。

